どうも!りんごです。
今回はハリウッドスターへのファンレターの送り方を紹介します。
それぞれの項目の詳細は後日、別途記事を投稿しますのでよろしくお願いします。
①便箋に手紙を書く
便箋はどのようなものでも良いですが、シンプル過ぎると味気ないです。なるべくなら色や何かアクセントが付いたものがおすすめ。内容は便箋1〜2枚程度が理想。ハリウッドスターも多忙である為、長過ぎると読むのが大変ですし逆に短過ぎるのも失礼に当たると思われます。管理人は1枚半程度を目標に書いています。基本的にはボールペンで英語で書きます。書き間違えたら、修正テープなど使わずに書き直しましょう。
内容については自由に書いて良いのですが、くれぐれも失礼のないように敬意を払った本文にしましょう。返信のリクエストも最後に付け足す程度に。
中学で習うレベルの英語で問題ありません。Google翻訳などの翻訳サイトの文を使用する場合は滅茶苦茶な英文である事も多いので、書きうつす前に内容をよく確認しましょう。ただし、思いがこもった手紙なら多少文法が間違っていても伝わるものです。
②サインを書いて欲しい写真を用意する(任意)
返信はサインが返ってくる事がほとんどです。このサインも直筆であったり、印刷だったりオートペン(機械がサインを書く)だったりと俳優によって様々。
ファンサービス旺盛な俳優ですと、このようにメッセージを送ってくれたりもしますね。
ここでサインを書いてもらう写真は同封しておくのが一般的です。もちろん同封しなくてもエージェント(事務所)が用意した写真にサインが入ってきたりもしますが、そもそも写真を用意していない所もあるのでこれは入れておいた方が無難です。同封するのなら写真屋にデータを持ち込み、印刷してもらいましょう(家庭用プリンターだと後々サインが劣化する可能性がある)。表面はラスター加工などしておくとより良いです。
同封する写真は最大3枚ぐらいまでにしておきます。版権が気になるなら、ポストカードや劇場のフライヤー等を入手して同封するのも良いですね。
管理人は毎回2Lサイズの写真を同封しています。
こんなの↓
③返信用封筒を用意する
返信用の封筒は同封しておくのがマナー。8×10インチ(六切りサイズ)で返信の写真が用意される事もあるので、大きさは一般的はA4サイズが良いとされています。
しかし、前述した通り予め写真を同封するのならそれに準じたサイズの封筒で良いです(管理人のはB6判用)。
ここで、返信用封筒には固定用ボール紙を入れておくと返信時の折り曲げ対策になります。海外の郵便は雑に扱われる事も多いので、後でサインが折り曲がって返ってきて後悔しないように対策しておくのが吉。
返信用封筒には両面テープを予め貼っておき、相手側の負担を減らせるよう配慮しておきます。
左下に
AIR MAIL(意味は航空便。船便の場合はSURFACEでありますが、船便で来ることはほぼないでしょう)。
DO NOT BEND(折り曲げ厳禁の意味)
を書いておきます。
封筒の右下には自分の住所をローマ字で書きます。ここで住所は番地など住所の小さい方から書きます(日本の場合と逆)。
例えば
林檎映画 111-1111 〇〇県△△市□□町×× という宛先なら
EIGA RINGO
×× □□-machi
△△-shi
○○ 111-1111
JAPAN
という表記になります。
④国際返信用切手券を用意する
相手に返信用の料金を負担させないように、国際返信用切手券を必ず同封します。
国際返信用切手券とは?
国際返信切手券(こくさいへんしんきってけん、略称: 国返(こくへん)、フランス語: Coupon-réponse international, CRI、英語: international reply coupon, IRC)とは、万国郵便条約に基づき各国の郵便切手と引き換えできる国際的な金券(クーポン)である。国際郵便で返信を求める際に受取人に金銭的負担をかけないようにするために使われる。
1枚150円で郵便局で販売されておりますが、小さな郵便局には在庫していない事が多いので取り寄せてもらったり、中央郵便局などに買いに行きましょう。
郵便料金は重さによって変わりますが、一般的は2、3枚で良いです(英国は郵便料金が高いので3枚推奨)。こちらは相手側の国の郵便窓口で切手と引き換える為のクーポン券なので、返信用封筒には絶対に貼らないようにします。
エージェントによっては国際返信用切手券をNGとしている場合もあります(多くの英国俳優が所属するHamilton Hodelが有名)。この場合は英国切手を通販等で入手して必要枚数を返信用封筒に貼ります。
国際返信用切手券には使用期限が記載されてありますので注意しましょう。
⑤宛先を特定する
宛先特定は非常に重要な要素となります。ここで返信の有無を大きく左右すると言っても過言ではないです。
宛先としては
・Agency(事務所)
・Production(現在新作を撮影している場所)
・Broadway(公演中の舞台先) などが挙げられます。
宛先検索で最も手軽で有名なのはfanmail.biz
無料で使用できるデータベースで、feedbackの項目からその俳優からのユーザーによる返信報告も確認できます。こちらのFirst Addressやvia venue(現在撮影中や舞台先の宛先)に送ると良いでしょう。ただし、情報が古かったりエージェントが変更になっている場合、宛先が違っている事も少なくありません。その場合、RTS(Return To Sender)として送信元に返ってきます。宛先使用はあくまでも自己責任となります。
月額有料で良いなら、StarTigerというサイトがあります。
こちらは宛先が複数提示してあり、宛先ごとにメンバーによる返信報告ができるようになっており、成功のパーセンテージも確認できるので返信確率がグッと上がりますね。
新作の撮影場所や時期を特定したいのなら、有料となりますが
を利用します。撮影場所に送る際はタイミングやロケーション場所の特定が難しい要素となりますが、成功すればエージェントに送るよりも返信の確率が上がりやすい印象があります。
⑥送信用封筒を用意する
こちらは便箋や写真、返信用封筒などは入ればどのような大きさでも良いです。
左上に自分の住所(返信用封筒と同じように)、右下に相手の宛先、左下にAIR MAIL、DO NOT BENDと書きしっかり封をすれば完了です。
⑦投函する
郵便局の窓口に持っていけば、重さで料金を計算してもらい(250円〜)送る事ができます。
海外郵便の紛失率の高さはお墨付きなので確実に届くという保証はありませんが、無事届くのを祈りましょう。
運が良ければ数ヶ月〜数年後に返信が届くかもしれませんし、もちろん来ないままの事も多いです。
以上、ファンレターを送る流れを紹介してみました。
管理人個人の解釈も含まれているのでこれが正解というのはありませんが、正しい手順を踏めば返信の確率もグッと上がる筈です。
それぞれの項目について詳しい事を別途記事にする予定なので、ここで紹介しきれなかった事はそちらで取り上げたいと思います。
では、ここまで。
じゃ、またね!